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低用量ピルとアフターピルはどう違うの?

ピルといっても種類は様々で、同じピルでも、「低用量ピル」と「アフターピル」は、含まれている成分にも違いがあります。
低用量ピルの場合は女性ホルモンの卵胞ホルモンと、黄体ホルモンと同じ働きをするホルモン製剤が使われていますが、作られた年代によって成分に違いがあるのが特徴的です。

1960年代に海外で誕生した第一世代の低用量ピルには、ノルエチステロンという黄体ホルモン剤が含まれています。
第二世代には黄体ホルモンとしてレボノルゲストレルが使われるようになり、この時点で低用量ピルは日本でもかなり普及しました。
第三世代にはデソゲストレルが第四世代にはドロスピレノンという、黄体ホルモン製剤が使われています。
ちなみに低用量ピルの場合、卵胞ホルモン剤としてエチニルエストラジオールの配合が一般的です。

このように低用量ピルの場合、成分に違いはあれど卵胞ホルモンと黄体ホルモン、2つの女性ホルモンを補えるよう人工ホルモン剤が入っています。
一方、アフターピルの有効成分となるのは、レボノルゲストレル1つのみです。
黄体ホルモンと同じ作用をするレボノルゲストレルが、高い濃度で含まれています。
アフターピルの場合は、血中の黄体ホルモン量を増やす薬となっているのが特徴的です。

また、2つのピルは服用するタイミングにも大きな違いがあります。
低用量ピルは毎日、ほぼ同じ時間帯に服用しなければ、ピルとしての効果を発揮しません。
アフターピルは緊急避妊薬として服用するピルですので、避妊に失敗した時のみに服用します。
服用するタイミングはアフターピルの場合、性交渉を行ってから72時間以内です。

このように、同じピルでも成分も異なれば、服用するタイミングにも違いがあります。
ピルを活用したいという場合には、低用量ピルとアフターピルの違いを事前に確認しておきましょう。
違いが分かっていれば目的に合わせて、低用量ピルとアフターピルを活用することが可能です。

低用量ピルとアフターピルは用途に合わせて使用しましょう

成分や服用のタイミングも異なる低用量ピルとアフターピルは、用途に合わせて使用する必要があります。
ピルといえば避妊薬としてのイメージが強いですが、低用量ピル・アフターピルどちらも服用することで避妊の効果を得ることが可能です。
ただし、アフターピルの場合はあくまで、緊急避妊薬として使用することになります。

低用量ピルは毎日服用を続け、女性ホルモンのバランスを一定にキープすることで、排卵をストップさせ避妊の効果を発揮する薬です。
最初から避妊をするために、事前に飲み続けておく必要があります。
アフターピルの場合は、性交渉を行う前ではなく後に服用するピルです。
緊急避妊薬と言われているように、緊急的に避妊をしなければいけないケースで服用します。

コンドームが破れていたのに気が付かず性交渉してしまったという場合、この時点で低用量ピルを服用しても避妊の効果は得られません。
ですが、アフターピルであれば高い確率で望まない妊娠を避けることが可能です。
アフターピルには低用量ピルよりも多く、黄体ホルモンと同じ働きをするホルモン剤が含まれています。
服用すると急激に女性ホルモンのバランスが変わり、性交渉後でも避妊できるという仕組みです。

アフターピルは緊急避妊薬としてしか使用できませんが、低用量ピルは生理不順を改善したり子宮内膜症などの治療としても処方されます。
また、生理の予定をコントロールすることも、低用量ピルなら可能です。
最近は女性ホルモンバランスの乱れによる、大人ニキビの治療にも低用量ピルが用いられるケースも増えてきました。

このように、低用量ピルは避妊以外にも様々な目的で服用されているピルです。
どのような効果があるのかをチェックして、上手く低用量ピルとアフターピルを使い分けましょう。